吉野再訪記2

着きました。バスに乗っている時間が結構長かったです。

さてここから金峯神社へ向かうのですが、一緒に同乗したご婦人は「あかい不動尊へ行く」と仰います。なんでも非常に強い力を持った、知る人ぞ知る的な不動尊だそうでして、知人から勧められて遠路はるばる来られたそうです。「あかい不動尊? 聞いたことないなぁ」と思いつつスマホで調べてみると、「閼伽井不動尊」と書くそうでして、桜井識子さんのブログにも載っているのでした。「思い出したわ・・・、こう書いて『あかい』って読むのか・・・」  降車後しばらくバスの職員の方と3人で立ち話してましたが、閼伽井不動尊を見る為だけに遠くから来られる人もいるそうです。

 

ご婦人とはここでお別れしまして、金峯神社へ向かいます。途中こんな看板がありました。大峯奥駈道。なぜか非常に行ってみたい気分になったのですが、修験道の修行場なのでしっかり準備して来ないとダメですよね。

 

三叉路の真ん中の道に鳥居が。修行門と書かれています。気持ちを引き締め、一礼して中へ。

 

参詣道は静寂で美しいところでした。ここは観光気分で来るところではなさそうです。

 

途中で休憩所らしき建物が。役行者が祀られていました。ご挨拶して更に進みます。

 

鳥居をくぐり、階段を上がって社殿へ行き、祝詞を聞いて頂きました。うまく表現できませんが、素晴らしい体験でした。

後で調べて分かったのですが、鳥居を右に行き、西行庵の方へ行くと、旧女人結界跡へ行けるそうです。日を改めて再訪する事になりそうです。

さて、無事ご挨拶を済まし、階段を降りてくるとバスで一緒だったご婦人とすれ違いました。バスの職員の方から勧められて、寄られたとの事。ご挨拶して自分は義経の隠れ家を見に行きました。

 

こちらです。ここは只の古い建物っていう感じでして、特に何かを感じるとかはありませんでした。

この日は山伏の方をお見掛けすることは全くなかったのですが、トレッキングスタイルの男性を何名かお見掛けしました。服装は山伏ではないのですが、前回見かけた山伏達と雰囲気が似通っていたので、印象深かったです。

 

つづく