京都紫野散策その11

賀茂川を渡って下賀茂神社へ向かっています。

 

高野川と賀茂川の合流点、Yの字の内側を歩いています。綺麗な住宅街です。ところで、更新ペースが遅いものですからその間に桜井識子さんの新作が販売されて、読了してしまいました。すばらしい内容でしたのでそのうち感想でも書いてみましょうか(*´ω`*)

 

よっしゃ、到着。こっちから入るのは初めてです。

最近ブックオフで何気なく「方丈記」を買って読んだんですが、これが中々面白くてですね、作者の鴨長明さんがこちらの関係者らしいんですよね。

 

ご挨拶してきました。ふぅ、なんとなくスッキリしました。

高校の授業で確か「方丈記」を習ったはずなんですが、サッパリ覚えておりませんで・・・。引きこもり・・・ですね、鴨長明さんて。現代の引きこもりは自宅に引きこもりますが、この方は山に引きこもったんですねー。でも、なんて言いますか、とても親近感の湧くお方でして、歴史上の人物なのに、身近に居そうな方でもあります。

 

糺の森を流れる川に手を浸します。

賀茂神社の神官の家に生まれたそうですが、当時は神主さんの身分はすごく高くて、子供なのに官位をもらったりしてたそうです。上流階級・・・。ところが父が早世し、神官の職が親類に奪われ、失意の人生に変わっていきます。と言うか、和歌に熱心なあまり家業が疎かになって、それで周囲が持ち上げてくれなかったんじゃないか、そんな気がします。

 

文章は和歌の達人だけありまして、読みやすかったです。現代語訳もついていましたが、原文の方が何となくですが作者の気持ちが伝わってきますね。

 

お、ここかな。

 

ここでした(*´ω`)

鴨長明さんの事もしっかり書かれていますね。

 

手水で手を清めて・・・。写真は撮ってないんですが、もう一つの手水は物凄い水量でした・・・。

 

こちらは美人になれるご利益があるそうでして、若い女性の参拝客が多かったです。もう皆さん既に充分美人なのでは(*‘ω‘ *)? という方が多かったです。もしかすると、参拝するとその場で直ちにご利益を頂ける?(*‘ω‘ *)?

 

では、今回の聖地巡りは下賀茂神社でフィニッシュしたいと思います。またそのうち再訪しましょう。

ネガティブ思考はずっと続いていたんですが、自宅に入るとピタリと収まりました。なんでかな? とふと目をやると壁に貼ってある枚岡神社のお札が目に飛び込んできました。

 

 

おしまい