日吉大社~延暦寺へ9

延暦寺の境内には立派な売店がありました。参拝客にとってはありがたい施設です。アイスクリームに強く心惹かれましたがここは我慢。

 

食事できる場所が何か所かあるようです。地下のそば屋さんに行ってみました。大学の学食のような雰囲気のお店でお茶はセルフです。値段も思ったほど高くなく、味も良かったです。比叡山そば¥850を食べました(*´ω`)  

 

お腹が膨れたところで延暦寺散策に行きましょう。まずはおそば屋さんの建物の正面にある大黒堂へ。ここでは靴を脱いで上がらせてもらいました。四天王寺にも大黒堂がありますが、両方とも祀られているのは三面大黒天です。大黒天、毘沙門天、弁財天が合体した仏様なのですが、最澄さんが延暦寺を開くとき守護仏として祀ったんだと、何かの記事で読んだ記憶があります。また豊臣秀吉が若い頃から信仰していたという言い伝えがあるそうで、力の強い仏様なんだと思います。真言を唱えてご挨拶してきました。

 

赤い建物が見えます。行ってみましょう。

 

鐘つき堂でした。鐘を鳴らすと何かいいことがあるとかで、皆さん入れ代わり立ち代わりゴンゴン鳴らしておりました。お寺の鐘を鳴らせる機会って、そうそう無いですよね。みんな楽しそうでした(#^.^#)

 

講堂です。ここはとてもいい所でした。写真撮影禁止なので中の様子は紹介できませんが、比叡山ゆかりの有名なお坊さんの肖像画がズラリ並べられていて、教科書に載っている有名な方も何人かお見掛けしました。中は広くて多くの参拝客が訪れていました。自由に写経できるコーナーがありまして、若い女性二人組が写経にチャレンジしていました。おしゃべりしながら楽しそうに写経しているのを見まして、気軽に取り組むのもアリなんだなぁと思いました。「難しく考える必要はない、神仏と触れ合うことが大事なのだ。」神社やお寺で何度か頂いたメッセージを思い出しました。

 

根本中堂へ行ってみましょう。

 

工事中ですが参拝できるようになっています。ご本尊の薬師如来へご挨拶してきました。この辺は写真撮影OKとの事です。古い建物を見るのも中々面白いです。

 

この絵が結構気に入りました(*´ω`*)

 

ひと通り見学してきました。ん、また虹っぽいものが写っています。

 

ここは文殊楼と言うそうです。ところで、比叡山にせよ高野山にせよ日帰りで行けるところに住んでいるのって、結構恵まれているのかも。そんなふうに思いました。来たくても中々来れない人も大勢いらっしゃるでしょうし。

 

この後はバスで山頂まで行って、ロープウェイで京都側へ下山する予定です。比叡山は壮大なところでした。

 

こっちに行くとバス停が有るらしいです。行ってみましょう。しかしあれですね、平安時代お坊さんたちは神輿を担いでここから京都御所まで強訴に出掛けたそうですが、元気がありますよねー(;´∀`)

バス停に着くと京都駅行きのバスがドンピシャのタイミングで入ってきました。まるで自分の為に迎えに来てくれたかのようです(*´ω`*)  山頂には特に興味がありませんでしたので、今日はこれに乗って帰りましょうか。こうして無事に比叡山初参拝を終える事ができました。比叡山は素晴らしい所でした。そのうちまた訪れてみましょう。

 

終わり(#^.^#)