八坂神社~知恩院へ③

京都の知恩院に来ています。なぜ知恩院なのかといいますと、数日前から「阿弥陀如来に会いたい」という気持ちが急に湧いてきたからです。阿弥陀如来の仏像だったらなんでもいいという訳ではなく、ちゃんと開眼して道がつながっている仏像でなければなりません。桜井識子さんの過去記事を調べますと「浄瑠璃寺」がヒットしましたが、ちょっと交通の便が悪いです。他にも調べますと知恩院阿弥陀如来が間違いなさそうだなと思いました。何しろ浄土宗の総本山ですからね。

 

では行きましょう。写真では伝わりませんがとにかくデカいです。はて、拝観料はどこで払うんかな? 拝観料いらないのかな? まあいいや、行きましょう。

 

三門の手前です。なんか絵になるところだなぁ~、と思ってましたら「ラストサムライ」のロケ地に使用されたそうです。さもありなんですね。

 

遠い昔、高校の行事で、全員ここでお坊さんの説法を聞かされる、っていうのが毎年あったのですが、今から考えてもとても苦痛でして・・・。一時間ずっと正座ですし、お坊さんの説法が進むにつれて睡魔が増していくという睡眠導入効果が・・・。そしてウトウトすると学校の先生が凄い顔で怒るのです。・・・今同じように説法を聞いたら今度は間違いなく爆睡するような気がします。

 

しかし今日は説法を聞きに来たのではありません。阿弥陀如来に会いに来たのです。阿弥陀堂はあそこみたいです。行ってみましょう。

 

着きました。靴を脱いで上がらせてもらいます。引き戸を開けると金色の阿弥陀如来像がありました。正座して自己紹介し、お願い事をお伝えしました。内容は「供養」的な事柄です。神仏とコンタクトをとるのは容易ではありませんが、微かに「うむ、よかろう」的なメッセージを感じました。

 

翌朝、出掛ける時にフッと体が軽くなった感じがありました。気のせいとかそんなレベルじゃないです。

 

つづく