先日久々に川崎大師へ行ってきました。
以前、不動明王の真言を授かりに行ったのですが、その夜ちょっと不思議な夢を見たのでそれを書いてみたいと思います。
その前に・・・、私の実家は無信仰の家でして、書棚には分厚い「資本論」という本が10巻くらいでしょうか、ズラリと並んでる家でした。両親は高学歴でして、父の方は、ハッキリ言って稼ぎが非常に悪く、かつ人一倍プライドが高いという人でして、母の方はそうでもなかったですが、生前は教員の仕事関係以外では寺社仏閣へ訪れる事など、ついぞなかったと言う人物でした。
子供の頃から自分の家は何かおかしいと思っていたのです。ベストなタイミングで不運に見舞われたり、上手く行くはずのものが上手く行かなかったり、偶然と言うにはあまりに不自然で、何か目に見えない力が働いているんじゃないだろうか? と思わざるを得ない事が良くありました。それがスピリチュアルな事に関心を持つきっかけになったのですが、桜井識子さんの本を読んで段々分かってきました。
神仏から離れて行ったので加護を頂けなかった、と言う事のようです。
さて本題に戻ります。真言を授かったその日の夜、床についていると夢に不動明王が現れました。
自「・・・ん、お不動様?? ・・・ちわす!」
不「ようやく目が覚めたか」
自「・・・? 確か寝てたような気が・・・」
不「そうではない、こちらの世界に目覚めたという事だ」
自「・・・それって、仏教とか、仏様の世界のことすか?」
不「そうだ」
自「・・・て事は自分は仏界に縁のある人だったんすか?」
不「そういう事だ」
と、会話はそこで終わったのですが、あの怖い顔の不動明王から優しい波動が出ているのでした。「やれやれ、やっと戻ってきたか」という雰囲気でして、翌朝目が覚めてからもずっと記憶に残ってました。
さて、こちらは薬師堂です。タージマハールっぽくて、新興宗教を想起させるその外観から引いていたのですが、勇気を出して行ってみました。
中は普通の寺院でした(´▽`) ホッ
写真は遠慮して撮らなかったのですが、立派な薬師如来がおられましたので、勇気を出して良かったです。
お触り薬師なるものがありまして、自分の悪いところと同じ場所を触ると良くなるそうです。合掌して触らせて頂きました。これが弁天様だったら俺、変態だよなー、と思いつつ撫でさせて頂きました。
父からは長期間に亘って言葉、それと物理的な暴力を受けてきましたので、怒りが蓄積されているのですが、仏様が守ってくださるなら、もう手放してもいいかな。最近そう思えるようになってきました。