ちょっと前ですが、湊川神社へ行って来ました。ご祭神は有名な楠木正成公です。
先日会社のOBから電話がありまして、垂水(明石と神戸の中間くらいの町)で食事することになったので、いい機会だと思い途中で降りて参拝する事にしました。
JR神戸駅を降りて目と鼻の先です。すぐ目の前を多聞通りという道路が走っているのですが、恐らく正成公の幼名「多門丸」から来ているんだと思います。
門の造りが渋くてカッコいいです。
最後に参拝したのは15年くらい前でしょうか。仕事で神戸周辺を駆けずり回っていた頃だったと思います。ふと思いついて立ち寄ったのですが、あまりイイ感じがしなかったんですよね。神社特有の「うるおい」といいますか、そういうのが感じられなくて、参拝客もおらず、ハトがまばらにいるだけでして、違和感があったのを覚えています。
門をくぐって中に入ってみますと・・・、んん、前となんだか違うような。イイ感じがします。
そういえば桜井識子さんの著作で紹介されていましたが、正成公が神格を得られたのは最近の事だそうです。
それはさておき社殿に行ってみましょう。
狛犬さんをパチリ。
手水舎から社殿をパチリ。
こちらには吉田松陰をはじめ、幕末維新の志士が多く訪れたそうです。太平洋戦争中は尚武を高めるために利用された一面もありますが、桜井識子さんによると正成公は気さくなおっちゃんという感じの方だそうです。自分もそっちのイメージの方がしっくりきます。人のいいところを見つけて伸ばすのが凄く上手かったそうでして「泣き男さえ召し連れて」いたと言う逸話が残っていますから、正成公の下で働くのは楽しかったでしょうね。
社殿に着きました。うん、やっぱり前と氣が違う。今の方がいいっす。
祝詞を奏上して、後醍醐天皇の吉野神社へ行ったことや、御子息の正行公の四条畷神社へ行った事などを報告しました。ついでにお願い事もさせて頂きました。
お御籤は小吉でした。
社殿から門に向かってパチリ。
特にスピリチュアルな体験はなかったんですが、正成公にご挨拶出来てとても満足な参拝でした。
では垂水に向かいます。垂水でふと立ち寄った神社ですこーし不思議な体験があったので、そのうち書いてみようと思います(*´ω`)