四天王寺へ

久々に四天王寺にやってきました。

飛び出し注意・・・w

先日読んだ桜井識子さんの新刊に、こちらが掲載されていたので久しぶりに訪れたのですが、馴染みのお寺が掲載されると嬉しいですね(*´ω`*)

 

天台宗に所属していた時期が有ったそうで、それで比叡山ゆかりの元三大師堂が有るんだと思います。今日は金堂が目的なので通過します。

 

と言いつつ、大黒天堂へは寄り道していきました(*´ω`*)

 

五重塔が見えてきました。今日も暑いですけど人が多いです。

 

それでは拝観料¥300を払って中に入ります。何かの行事の時はタダで入れます。

 

手前が五重塔で、奥の小さい方が金堂です。では金堂へ行ってみましょう。

 

中は撮影禁止なので写真はお借りしました。実物は荘厳で素晴らしかったです。正面は救世観音というそうです。

著作で聖徳太子が立って識子さんと会話をされていたと思しき所に自分も立ってみました。それから前へ進んで救世観音を拝んでましたら、線香の煙がもわわわーんとなりまして、非常に煙たい状態になりました。真如海上人とのお話しの中でもそういう場面がありましたが、本当なんだなぁ~と思った次第です。それから堂内を廻って壁画を拝見しました。釈尊の生涯が描かれたものなんだと思いますが、絵師が丹精込めて描いたんだなぁ~という事が伝わってきまして、良かったです(*´ω`*)

 

それから講堂にも行ってみました。こちらには阿弥陀如来と十一面観音像がありまして、なんーとなくですが、十一面観音が心に響くものがありました。掲示してある真言も一発で覚えられました。

 

有料エリアを出て境内を散策してみます。・・・聖霊院大子殿? 行ってみましょう。

 

んー、なんの建物か分かりませんでしたが、とりあえず拝んできました(;´∀`)

さて、今回の著作は、聖徳大子、役行者、真如海上人の三編からなりますが、ここで簡単に感想を書いてみます。まず聖徳太子ですが、脚色されていない実在の聖徳太子はどんな人だったんだろうか? という事が若い頃から気になっていたんですが、やはり素晴らしいお方だという事が分かりました。次に役行者ですが、山の神が好きで山に登っていたという事で、そこがすごく納得しました。最後に真如海上人ですが、孤独を感じるなら神仏を思え、という所がとても印象深くて、この一文を見ただけで買って良かったなぁ~と思った次第です。

ところでここ四天王寺は「荒陵山」とも呼ばれるそうでして、もともと古墳があったんじゃないか? とも考えられているそうです。それと、・・・元は滅ぼされた物部一族の土地だったらしく、・・・廃仏派の拠点だった場所に巨大な仏教寺院を作るのって・・・、ちょっと辛辣だなぁ・・・、と思わなくもありませんでした。すると、「我々は仏教を排除したかったのではない、古来の神々が忘れられるのが怖かっただけなんだ」そんな声が聞こえた気がしました。

 

更に歩いていると、役行者像がありました。やっぱり仙人様のイメージがありますよね(;´∀`)

 

聖徳太子をしのぶこともできましたし、新たな発見もありました。今日はこれくらいにして、また時々来てみましょう。

 

おしまい(*´ω`*)