清荒神~中山寺 1

関西では割と有名らしいのですが全然知りませんでした。家内に誘われて宝塚市にある清荒神清澄寺という所に行って来ました。参詣道が賑やかで楽しげな雰囲気のところです。

 

途中こんなのを見つけました。黒田如水ですか。有岡城荒木村重を説得に行ってそのまま囚われてしまったのは知っていたのですが、救助された後、有馬温泉へ湯治に行ったのは知りませんでした。足腰が立たないくらい衰弱していたにも関わらず最後まで味方を裏切らなかったそうです。さすがですね。

 

こちらのお寺もそうですが、北摂の神社仏閣は桜井識子さんの本ではほとんど出てきません。しかし古くから参詣者の絶えない所は何か有るんだと思います。もっとも今回は観光気分ではあります。

 

鳥居の前に布袋さん? が狛犬の様に鎮座しています。こういうの初めて見ました。どういう意味があるんでしょうか?

 

元は神仏習合だったそうで、鳥居といい神社っぽい雰囲気があります。また荒神というのは釜戸と関係があるそうです。荒魂なのかなぁと思っていましたが違うようです。

 

こちらの石室には役行者が祀られていました。なるほど、確かに修験道っぽい雰囲気を感じるお寺だな、と思いました。

 

池があって鯉が泳いでいました。由緒あるお寺のようでして何か重厚な歴史のようなものを感じます。境内は綺麗で参詣者も多く、雰囲気の良い所でした。パワースポットっていう感じがします。

 

圧倒的な存在感のお地蔵さまです。開眼しているのかどうか分かりませんが、何となくエネルギーを感じる仏像でした。

 

今年は暖かいので秋なのにまだ山が緑色です。全国的に熊野出没が話題になっていますが、この辺は大丈夫みたいです。


この後はお昼を食べて帰る予定だったのですが、参詣道の途中に「中山寺→」の案内表示が有ったので散歩がてら気軽な気持ちで行ってみる事にしました。しかし想像以上に歩くことになり、少し後悔することになるのでした。


つづく